老後資金計画
PR

女性のみなさん、退職金はもらえますか?

maria
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

先日ニュースでパナソニックの早期退職者には退職金が4,000万円上乗せされると報じられていました。退職金にさらに4,000万円なんて、派遣社員のわたしからすると夢のような条件に思えました。しかし、パナソニックのような大企業には年収1,000万円クラスの社員も多く、70歳までの賃金を考えると4,000万円上乗せしたとしても早期退職してもらった方がいいみたいです。

わたしは勉強のためマネー系雑誌をよく読むのですが、老後資金の記事ではほとんどが正社員のボーナス・退職金ありきで書かれていることが多く、あまり参考になりません。女性のみなさんはどれくらいの方々が退職金をもらえているのでしょうか。

スポンサーリンク

退職金制度の現状

退職金制度がある企業の割合は80%程度でほとんどの企業に退職金制度があります。しかし、退職金の平均額は、大企業と中小企業ではかなりの差があります。

総合職・一般職でも異なりますが、大企業で平均は2,000万円前後、中小企業だと1,000万円前後。その差は1,000万円近くあります。親が子供に大企業への就職を勧める気持ちがよく分かりますね。

ちなみに、おおよその退職金の額は(退職時給与×勤続年数に応じた支給率)で計算することができるようです。

今後の退職金制度

大企業でも昔は3,000万円くらい貰えていたものが、2,000万円くらいになってきているので、徐々に減ってきているのが現実です。今後も退職金制度はどうなるか分かりませんね。

現在、退職金制度自体を見直す企業も多く、これまでの年功序列からより成果主義の退職金制度である、テーブル方式やポイント制度などを導入する企業が増えてきています

例えば、現在多くの企業で導入されているポイント制度。退職金の額は(退職時のポイント累計 × ポイント単価 × 退職事由別係数)で計算されます。ポイントは勤続年数・役職・人事評価などで加算されていきます。

まだ日本では女性が役職に就く割合が低いので、ポイント制度はなかなか女性には厳しい制度かもしれません。

女性の非正規雇用で働く割合は5割以上。

令和元(2019)年における非正規雇用労働者の割合は、男性は22.8%、女性は56.0と圧倒的に女性の方が高いことが分かります。既婚女性は出産や子育てをきっかけに、非正規雇用になってしまうことが多いようです。大企業では産休や育休などの制度がしっかりしているようですが、実際には多くの女性は出産や子育てで退職をせざるを得ない状況です。

非正規雇用の多くは退職金制度がないため、働く女性のうち半数以上は退職金がもらえないことになります。また、正社員で働いている女性でも退職金の少ないサービス業や退職金のない企業で働く人も多いため、大企業でのお勤めでない限り退職金に期待するのは難しくなります。

女性の老後はなかなか大変

1,000万円クラスの退職金をもらえる女性はそう多くないのでは?と感じました。退職金がもらえない女性は老後の資金をどうすればいいのか。これはもう自分で準備するしかないのです。家族に頼れない場合、誰も助けてはくれませんので。

退職金がある企業や条件の良い企業に転職してステップアップするか、iDeCoやつみたてNISAなどを活用して、自身で老後資金を準備するほかありません。自分が老後に必要な資金はいくらなのか、年金はいくらもらえるのか計算しましょう。退職金がもらえる方は、退職金を老後資金に充てる場合、退職金とは別にあとどれくらい必要か計算して準備すればよいと思います。

https://rougo-plan.net/planning/nenkin003.html

わたしが若いころは「老後は年金だけで生きていける」と思っていました。というか、つい数年前まで「年金が足りない」と聞いてもあまり実感がわかず、毎月余ったお金をちょっと貯金している程度でした。

ねんきんネットで自分の受給予定額を確認したときはあまりの少なさに愕然。このままでは、老後は生活保護で生きていくしかないと思いました。

こんなわたしでも、30代後半から節約をして、iDeCoやつみたてNISAを始めて少しづつ資金が増えてきました。老後資金の準備は1日でも早いほうがいいです。もしまだでしたら、おひとりさまでもそうじゃなくてもiDeCoやつみたてNISAの活用をおすすめします!

ブログランキングに参加しております。
よろしければポチっとお願いします!


節約・貯蓄ランキング
  にほんブログ村 その他生活ブログ 老後資金へ
にほんブログ村
スポンサーリンク
記事URLをコピーしました