iDeco

iDeco(個人型確定拠出年金)とは?

iDeco(個人型確定拠出年金)って?

いままでは定年退職後は公的年金と退職金あれば生活していくことができた時代でした。しかしこれからの時代は公的年金だけでは足りなくなります。特にシングル女性にとっては、とても厳しい老後となるでしょう。そこで誕生したのがiDeco(個人型確定拠出年金)です。

iDeco(個人型確定拠出年金)は、自分で加入するかしないか選び、公的年金で足りない部分を補う私的年金です。加入者は自分の専用口座に毎月決まった額を積み立てて(拠出して)、その資金を加入者自身で運用し、60歳になったら積み立てて運用したお金を年金として受け取ることができます。(原則60歳までは引き出すことができません。)

日本の年金制度は3階建てと言われています。国民年金(基礎年金)は20歳から60歳までの全国民が被保険者になり、これが1階部分となります。これに加えて会社員などが厚生年金に加入している場合は、国民年金に厚生年金が上乗せされます。これが2階部分にあたります(自営業者は2階部分がない)。さらに企業年金や企業型確定拠出年金の制度がある場合、公務員の場合は年金払い退職給付が3階部分になります。

かつては一部の人しか3階部分に加入できなかったのですが、2017年1月から20歳から60歳までのほとんどの人がiDeco(個人型確定拠出年金)に入れるようになり、自分で3階部分を準備することが可能になりました。iDeco(個人型確定拠出年金)は2階部分までの公的年金では足りない部分を補う制度です。

※企業型確定拠出年金、企業年金制度がある企業にお勤めの場合はお勤め先の規約によって、iDeco(個人型確定拠出年金)に加入できない場合があります。

iDeco(個人型確定拠出年金)は、自分で掛け金を積み立てて、自分で運用方法を選択する「自助努力型」の年金です。日本はこれまで年金など社会保障を国でまかなってきましたが、少子高齢化が進み「世代間扶養」型の公的年金は限界を迎えます。これからは個人で努力し、自分で年金を作る時代です。

「普通に銀行に貯金していた方がいつでも引き出せて安心なのでは?」と思いますが、iDeco(個人型確定拠出年金)は、税制面を始めとするメリットが非常に大きいのです。

少し面倒ですが、公的年金の仕組みやiDeco(個人型確定拠出年金)の優遇を調べることで老後の不安が少しでも解消されるはずです。何も調べずになんとなく不安を抱えたまま過ごすよりよっぽどいいですね。

それでは、気になるiDeco(個人型確定拠出年金)のメリット・デメリットを見ていきましょう。

iDeco(個人型確定拠出年金)のメリット

[1]3つの税制優遇

iDeco(個人型確定拠出年金)には手厚い税制のメリットがあります。生命保険会社で運用する個人年金保険も税制上のメリットがありますが、iDeco(個人型確定拠出年金)は政府が積極的に普及を後押ししていることもあり、節税効果は非常に大きいです。

●積立時→全額所得控除
所得税、住民税が軽減される
●運用時→運用収益は全て非課税
運用収益には通常20%の税金がかかりますが、それらが非課税になるため効率よく資金を増やせる
●受取時→退職所得控除、公的年金等控除の対象
税負担が少なくなり、手取りが増える

[2]掛け金は自動引き落としなので先取り貯金ができる

毎月決まったタイミングで決まった額を引き落としされるので忘れる心配がありません。(給料日に口座から全額引き落としてしまう場合は別ですが、、、)無意識に積み立てができる仕組みになっており、貯金が苦手な人にはぴったりの制度と言えます。

[3]受取時に運用益が上乗せされる

iDeco(個人型確定拠出年金)は「運用益非課税」「複利運用」のため資産を増やしやすい仕組みになっています。「複利運用」とは利益をさらに再投資することで利益を雪だるま式に利益を増やすことができます。運用期間が長期になればなるほど複利の効果は出しやすいと言えます。

また、iDeco(個人型確定拠出年金)始めたばかりの頃は、元本割れして掛金がマイナスになることも少なくないです。自分で積み立てたお金がマイナスになるのは見ていられず、もう積み立てるのをやめたくなりますが、ここは我慢の時期だと思って毎月変わらず積み立て続ける事が大事です。積立投資の運用成果は「口数×価格」で決まります。マイナスに転じている時は安価で購入口数が増えるため、結果的にリスクを最小限に押さえて運用することができます。これをドルコスト平均法と言います。

iDeco(個人型確定拠出年金)のデメリット

[1]原則60歳まで引き出せない

これがiDeco(個人型確定拠出年金)の最大のデメリットととされていますが、老後のために確実にお金を準備したい人には逆にメリットと考えることができます。無駄使いをせずに済んだと前向きに考えてみてはいかがでしょうか。

[2]運用がうまくいかなかった場合元本割れする場合がある

iDeco(個人型確定拠出年金)は積み立てた資金を加入者自身で運用する自助努力型年金です。運用と聞くとなんだか難しい感じがしますね。もちろん投資なので元本割れのリスクはあります。運用には勉強が必要ですが、扱う金融商品はリスクの低い投資信託がほとんどです。それでもやっぱり投資は怖いという人には、増えることはないですが大きく減ることもない定期預金もあります。

[3]手数料がかかる

iDeco(個人型確定拠出年金)は、加入時に国民年金基金連合会に支払う2,777円の手数料と毎月拠出時に収納手数料103円、事務委託手数料64円がかかります。また、制度を利用するために証券会社などの関連機関へ口座管理手数料がかかる場合があります。一度加入すると途中で掛金を止めても毎月費用はかかるため、運用で利益を出せない場合は毎月167円のマイナスになります。

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